積替保管(リサイクルセンター)とは産業廃棄物を一時保管する、もしくは積み替え(品目別に分別)するなどの工程を指します。産業廃棄物の処理は主に、直行と積替保管の2つの方法に分けられます。
積替保管による収集運搬を選択した場合、積替保管は産業廃棄物の収集運搬を行う上で、さまざまなメリットが得られます。
例えば運搬の効率をアップさせることが可能です。運搬車両の最大積載量まで載せられるため、一度に大量の産業廃棄物を収集運搬できます。
直行の場合、さまざまな品目の産業廃棄物を複数回に分けて運ぶ必要があるので、収集運搬にかかるコストは高くなりやすいです。一方で積替保管なら効率よく運搬できるので、燃料費などのコストを抑えることができ、処分場までの長距離を行ったり来たりする必要がないので、排気ガスの発生を抑制でき、環境に配慮した収集運搬を行えます。